COLUMN

赤ちゃんは熱中症になりやすい?これからの季節に知っておきたい熱中症のこと

夏は特に気をつけたい、熱中症。
今年は新型コロナウイルス感染予防のためにマスクを着用することが多く、
ますます熱中症の危険性が指摘されていますよね。

実は赤ちゃんは熱中症になりやすいこと、知っていましたか?
また、入浴後や起床時など、室内でも熱中症になりやすいシーンは多いんです。
大人も子供も、気をつけるべき熱中症対策のポイントをご紹介します。

赤ちゃんも注意!熱中症の要因とは

7月や8月に多く発生する熱中症。特に暑さに慣れていない梅雨明けの時期は要注意!
熱中症の原因として挙げられるのが、気温や湿度が高い環境です。
体温機能の調節が難しくなり、体内に熱がこもることで顔がほてったり
目眩や立ちくらみが起こったりします。

そのため、体温調節の機能が未発達な新生児や乳児・幼児期の子どもは特に注意が必要です。
赤ちゃんが熱中症になった場合は、顔がほてったり泣かなくなったり、
ミルクを飲まなくなったりといった異常がみられます。

熱中症を防ぐために気をつけたい3つのポイント

それでは、熱中症を防ぐためにはどんなことに気を付ければ良いのでしょうか?
今回は3つのポイントをご紹介します。

水分補給をこまめに行う

のどが乾く前に、こまめに水分補給をすること。
基本のように思えますが、これがとっても大切なんです!
夏は自然と汗をかいたり水分が失われたりしているもの。

「まだ大丈夫」と思っても、意識的に水分を摂るようにしましょう。
お茶やアルコール類は水分補給には向きません!
利尿作用があり、逆に水分が外に出て行ってしまうのだとか。
水はもちろん、特に夏は経口補水液などもおすすめです。

涼しい服装をする

2つ目のポイントは、帽子や日傘などで直射日光を避けたり、
風通しの良い服を着たりと服装を工夫すること。
「おしゃれは我慢」と言いますが、暑い日の我慢は厳禁!
日焼けを心配して上着を着たりしていると、気づかないうちに熱中症になっていることも。
最近はマスクをする機会も多いですが、人と2m以上の十分な距離が確保できる場合は
マスクを外すなどの対策が必要です。

日差しが強い時間の外出に注意

正午から午後3時ごろまでは日差しの強い時間帯。
なるべく外出を避け、外出時はこまめに休憩を取るなどの対策をしましょう。
飲み過ぎてしまった次の日や、朝ごはんを抜いている日は特に注意!

また、赤ちゃんとのお散歩やお出かけもこの時間帯は避けた方が良さそうです。
ベビーカーに乗っている時、赤ちゃんは地面からの照り返しを強く受けるのだそう。
時間帯をずらして出かけてみてくださいね。

入浴後や起床時にも熱中症の危険性あり?室内での熱中症対策

熱中症というと屋外のイメージが強いですが、実は室内でもなる可能性があるんです。
入浴や睡眠中は水分が失われるため、熱中症になる危険性が高いと言われています。
また、暑さで寝苦しく、睡眠不足の日も要注意!
室内でもこまめに水分補給を行い、エアコンや扇風機を活用しましょう。

おわりに

気象庁では熱中症への注意を呼びかけるため、「高温注意情報」を発表しています。
こちらもこまめにチェックしてみてください。
まだまだ暑い日が続きますが、ぜひご家族で熱中症対策をして元気に夏を過ごしてくださいね。

RECOMMEND おすすめコラム