COLUMN

「働くことの本質」が詰まっている本、『苦しかったときの話をしようか(森岡毅)』

今回ご紹介するのは、『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父がわが子のために書きためた「働くことの本質」』という本です。

目次

  1. 『超』親バカ視点!父から娘に贈るノウハウ
  2. 愛情あふれる、心に残る言葉たち
  3. この本を実際に読んでみて
  4. 終わりに

『超』親バカ視点!父から娘に贈るノウハウ

苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 [ 森岡 毅 ]

価格:1,620円
(2019/6/12 21:14時点)
感想(1件)


この本は、わが子の一度しかない人生を輝かせ、
自分らしく生きるためのノウハウを『超』親バカ視点で書かれている本になっています。
そもそもこの本が出来たきっかけは、娘への愛情そのものでした。
大切な娘が20歳になったころ、お父さんは娘にこんなことを聞きました。
「社会人になって、どんな人になりたい?」
でも、いつも楽しそうにお喋りしているわが子は黙り込んでしまい、
「どんな人になりたいかわからない。考え方もわからないよ」
と、部屋を出て行ってしまいます。
それでもお父さんはめげません。

愛する娘が、人生のキャリアに迷わないよう、
自分が社会で学んできたこと、これからの社会で必要な事を伝えたい一心で
夜な夜な書き留めていたのです。

それが一冊の本となって世に出てきました。
言葉のそこかしこに『わが子に注ぐ愛情』が溢れています。

愛情あふれる、心に残る言葉たち

特におすすめの言葉をここでご紹介します。

入社したら生涯が安定する時代は終わりを告げた
内定は自分の人生のキャリアを築くための一歩にしか過ぎない。
大切なことは、へこたれずに、
自分の強みである宝物を磨き続けられるかどうかだ。
その覚悟こそが問われる。

日本はGDPアジアトップから転がり落ちた
私たちにはキャリアに対する個の覚醒が必要なのだ
やりたいことを考えないことや、
我慢することがデフォルトになっている社会を、
それぞれの欲に対し、旗を上げ、
進むことが出来る社会に変えねばならない。

この世界は残酷だ。
しかし、
それでも君はたしかに、自分で選ぶことが出来るんだ!

きみが生まれたとき、
きみは私の左手の薬指を不意にぎゅっと掴んだ。
なんて儚くて、なんて確かな存在だったろう
きみが掴んでいたのは指一本ではなく、
私という存在のすべてだった。

私の中でスイッチが入った。
「何でもできるぞ!」という確信が、心の中にドーンと現れたんだ!

病院から出た直後、
見上げたどこまでも高かった空の青さが 今も忘れられない

どれも、娘への深い愛情を感じられますよね。

この本を実際に読んでみて

読んでいるうちに、
なんだか会社の上司から教えて頂いているような気持になりますが、
最後には必ず娘に語りかえるような口調に戻っていて、
不器用で、愛情たっぷりなお父さんにほっこりします。
自分のキャリアについても考えるきっかけになり、
将来出会うかもしれないわが子のことを、
勝手に考えたりもしてしまう。

そんな人生について考える本です。

終わりに

人生のプランについて考えることはとても大変ですね。
でも、二人で考えれば悩む時間は半分に、目標はより明確になります!

ぜひお互いの未来や、
お子様のこれからについて話してみてはいかがでしょうか!

ライター自己紹介

こんにちは!『the Doors』ライターのfu-min(ふーみん)です!
ブライダル業界ではたらくようになり、素晴らしい感動の瞬間と多く出会いました。
『この瞬間を何とか表現できないか、もっと言葉があれば…』
そう思い飛び込んだのが、本の世界でした。今では年間250冊は読むほどに。
皆さんに素敵な言葉をお届けできるよう、本の世界から言葉を探し続けていきます!

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