COLUMN

今年の抱負はどうしよう?新年の今こそ「書初め」にトライ!

お正月の行事の一つ「書初め」。みなさん毎年書かれていますか?
冬休みの宿題で出たなぁーなんて思い出があったりする方もいらっしゃるかと思いますが、しばらく書いていないという方も、大人になった今だからこそ改めて知っておきたい「書初め」の由来と、書いていただきたいオススメの言葉をご紹介します!

目次

  1. そもそも書初めってどんなもの?
  2. 独身最後の新年に!
  3. 夫婦で一緒に!
  4. 小さなお子様と!

そもそも書初めってどんなもの?


書初めは、年が明けて新年に初めて筆を持ち、書を書く行事のことです。「吉書」ともいい、元日の早朝に汲んだ神聖な水「若水」で墨をすり、年神様のいる恵方に向かって祝賀や詩歌を書いたことに由来しています。
現代では新年の抱負や目標を書くことが多いですが、その年の心構えや抱負などを書いて心に刻み込み、精進するとうまくいくと言われているからだそうです。

独身最後の新年に!


今年が最後の独身でいる新年という方は、結婚を決意した気持ちや今の想いをしたためることをオススメします。
どんな言葉がいいか悩まれる方は、”堅忍果決”(強い意志で、そうと決めると思い切りよく行うこと)なんて四字熟語はいかがでしょうか?
幸せなこと100%とはなかなか行かない結婚生活。この人と一緒になると決めた今の気持ちを文字にしておくと、たとえ喧嘩してしまった時も立ち戻るきっかけになるかもしれませんよ。

夫婦で一緒に!


ご夫婦で書初めをするならば、夫婦の仲が良いことを表す四字熟語である”栄諧伉儷”(栄えて仲のよい円満な夫婦のこと)や”鴛鴦之契”(夫婦の強くて堅い心の結びつきのこと)などという言葉を書いてみてはいかがでしょうか?
またせっかく二人で筆を握るならば、お互いへ伝えたい想いや要望を漢字一文字に込めて送り合う、などというエンターテイメント要素を持った書も素敵ですね。

小さなお子様と!


小さな手にパパママの手を添えて一緒に書初めする姿は、たとえうまく書けなくても微笑ましいですね。
まだ筆を持つのも難しい小さなお子様とでも書初めを楽しみたい方は、漢字の一画分を「手形・足型アート」のようにスタンプにし、家族共同作業で書をしたためてみてはいかかでしょうか?


書道に必要な道具は100均でも手軽に揃えることができます。年初めに今だからこそ感じている思いを書にしたためて、この一年を大切にお過ごしください!

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