COLUMN

新生活に取り入れて!インテリアコーデ術

新生活がスタートする春。
お引越しをされた方や、新生活に合わせて模様替えを検討する方も多い時期ですね。

同棲を始めるとき、
お互いに持ってきた家具を合わせたら、なんだかちぐはぐ・・・
なんてままになっているご家庭もあるのではないでしょうか。

家族団欒の場であるご自宅は、できるだけ居心地の良い空間にしたいものです。
今回はお部屋作りの際に知っておきたい、インテリアコーディネートのコツをお伝えします!

目次

  1. 作りたいイメージは?お部屋の「コンセプト」を決める
  2. 印象を左右する!「カラー」を選ぶ
    1. 選ぶ色は3つまで
    2. トーンで強弱をつける
    3. 差し色で遊び心をプラスする
  3. 目線を集める「フォーカルポイント」を作る
  4. まとめ

作りたいイメージは?お部屋の「コンセプト」を決める

結婚式でもコンセプトを決めるように、
お部屋作りでもまずはコンセプトを決めることが大切です。

すっきりとした印象ながら木の温もりも感じる「北欧モダン」
フランス郊外の優しい雰囲気のあるガーリーな「フレンチカントリー」
古めかしさの中に上品さや洗練された感覚を感じる「シャビーシック」
高級ホテルのスイートルームのような「アーバンリゾート」
無骨でビンテージ感のあるおしゃれカフェ風の「インダストリアル」

・・・など、お好みやライフスタイルに合わせて選びましょう。

ご夫婦で一緒に検討する際は、後から意見がずれないように、
雑誌やSNSなどでイメージ写真を見ながら決めていくのがおすすめです!

印象を左右する!「カラー」を選ぶ

センスがいいと感じるお部屋は、カラーコーディネートが上手なお部屋です。
部屋全体の印象を左右するカラー選びの基本3ポイントをおさえておきましょう。

選ぶ色は3つまで

部屋に統一感が出るように、構成する色は3色までにしましょう。

インテリアのカラーは、壁・床・天井といった大きな面積を占める「ベースカラー」、
ソファやカーテンなどの2番目に大きな面積を占める「メインカラー」、
そして小物などのメインカラーを引き立たせる「アクセントカラー」の3要素で構成されています。

色の配分では、
ベースカラー:メインカラー:アクセントカラーの割合をそれぞれ、
70%:25%:5%程度にするとバランス良く仕上がります。

ベースカラーは作りたいお部屋の雰囲気に合わせて決めましょう。

北欧インテリアの合うナチュラルな雰囲気にしたいなら「ベージュ」。
シックで落ち着いた大人の雰囲気なら「ブラウン」。
モダンでクールな雰囲気なら「ブラック」がおすすめです。

メインカラーはお好きな色を選んでOKですが、
迷うならこちらも色のイメージ効果を考慮して選んでもいいですね。

温かみのある部屋なら暖色系を、
すっきりと広く見せるなら寒色系を選びましょう。

アクセントカラーは、
ベースカラー&メインカラーを引き立てるメリハリのある色をチョイス。

鮮やかな色を選ぶと空間を引き締めることができます。

ベースカラーを変えるのはコストや手間がかかりますが、
アクセントカラーは季節や気分によって変化させやすく
気軽にイメージチェンジできますよ!

トーンで強弱をつける

色味をおさえたら単調な感じに、、!
逆に色味を増やしたらごちゃごちゃしてしまった!

・・・そんな失敗を防ぐためには、同系色でトーンを変えメリハリをつけましょう。

例えばマスタードイエローのソファに合わせ、
ペールイエローのラグをひいてみたり、
ヴィヴィットイエローのアートを飾ってみたり。

同系色でトーンを変えれば、統一感を保ちつつメリハリがつけられますよ。

差し色で遊び心をプラスする

お部屋のスタイルアップを楽しみたい時は、
差し色としてアクセントカラーに「反対色」を取り入れてみましょう。

反対色とは、色相環(カラーサークル)の反対側にある色をさします。

先ほどのイエローをメインカラーとしたお部屋ならば、
色相環の反対側にあるブルー〜パープル系の中から一色選びます。

反対色の組み合わせはお互いを引き立てる効果がありますが、
コントラストが強いため一歩間違えると浮いて見えたり、主張しすぎたりしてしまいます。

選んだ反対色1色を、部屋の3ヶ所程度で使用するのがバランスよくおすすめです。

目線を集める「フォーカルポイント」を作る

部屋に広さや奥行きを出したい場合のテクニックが、
フォーカルポイント(注視点)作りです。

フォーカルポイントとは、パッと見た瞬間に思わず目がいく場所のことです。
大きめの鏡や観葉植物、絵画など、
注目させたいもの一点を飾ってお部屋の顔にしましょう。

例えば壁に絵を掛ける場合、
小さなものをいくつも飾るのではなく、大きなものを一枚掛けます。

フォーカルポイントとなるもの以外の装飾はできるだけ控えることで、
人の目は一点に集中するため、お部屋が広く感じられる視覚効果がありますよ。

ゆとりある空間作りをしてくれる顔となる装飾なので、
お気に入りを見つけたら少し奮発してみてもいいポイントですね。

まとめ

ご結婚や引越しなどの転機は、インテリアを一から見直す良い機会です。

基本をしっかり抑えながら、
ご家族がリラックスできる居心地の良い空間作りをお楽しみください♪

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