11月23日は「勤労感謝の日」。「勤労」にちなんでいろいろな仕事を体験してみてはいかがでしょうか。社会科見学というと子ども向けのように感じるかもしれませんが、実は最近「大人の社会科見学」がひそかな人気です。本記事では、仕事体験のできるスポットやおすすめの工場見学などをご紹介します。
目次
- あこがれていた仕事にもチャレンジできる仕事体験
- おいしいおまけつきもある工場見学
- 知らなかった世界を見に行こう
- まとめ:すべての働く人に感謝を!
あこがれていた仕事にもチャレンジできる仕事体験
ものづくりが好きなご夫婦は飴細工にチャレンジしてはいかがでしょうか。浅草の「アメシン」では、飴細工職人のように、温かいひとかたまりの飴からうさぎの飴細工を作り出す体験ができます。
全国さまざまな場所で職業体験ができるサービスもあります。「仕事旅行」では、憧れの仕事やあきらめていた仕事などを実際に体験する旅を紹介しています。1日見習神主、西陣織職人、カフェ店員、ホースセラピスト…もしかしたら人生が変わるきっかけがあるかもしれません。
JAL SKY MUSEUMでは、無料ツアーに申し込むことでミュージアムの自由見学、ガイドスタッフによる格納庫見学ができます。有料の「ライフベスト体験コース」では、元客室乗務員などのスタッフによる安全体験教室がおこなわれるほか、数名の参加者は緊急時に使うライフベストを膨らませる貴重な体験ができます。
おいしいおまけつきもある工場見学
さまざまなものづくりの現場を知ることができる「工場見学」。なかでもおいしいおまけのある食品系の工場見学は、夫婦で行けば盛り上がること間違いなしのスポットです。
ビール党のご夫婦におすすめしたいのが、東京都武蔵野市にある「サントリー天然水のビール工場」です。こちらの工場は、分倍河原駅からシャトルバスで10分というアクセスの良さが魅力。公共交通機関でアクセスしやすいことで、ご夫婦どちらかがハンドルキーパーにならず、試飲を楽しめるのが嬉しいですね。
ガイドツアーではビールの製造工程を見学でき、プレミアムモルツの試飲や工場限定のオリジナルグッズのお土産も買うことができます。
群馬県にある「こんにゃくパーク」では、こんにゃくの工場見学やこんにゃく作り体験ができるほか、こんにゃく料理の無料バイキングまで楽しめるこんにゃくのテーマパークです。こんにゃく作り体験は要予約なのでホームページをチェックしてくださいね。
近隣には世界遺産に登録されている「富岡製糸場」があるので、合わせて見学するのもおすすめです。
https://www.tomioka-silk.jp/_tomioka-silk-mill/
知らなかった世界を見に行こう
私たちが普段気づかないところにもたくさんの人が働いています。そんな知らなかった世界を知れるスポットをご紹介します。
埼玉県にある造幣局のさいたま博物館では「お金ができるまで」を見学することができます。こちらでは、普段なかなかお目にかかることのない「プルーフ貨幣」という、観賞用や贈答用の美しい硬貨ができるまでの様子を見られます。じっくり見学したいご夫婦には無料のガイドツアーがおすすめ。電話での事前予約が必要です。
ゲリラ豪雨や線状降水帯などによる大雨が増えるなか、首都圏での洪水被害を防ぐべく作られたのが治水施設「首都圏外郭放水路」です。神秘的で美しい光景が人気で別名「地下神殿」とも呼ばれています。施設を見学できるのは4つのコースですべて完全予約制です。災害が起きないよう、目にみえないところで働いている施設、ぜひ体感してみてください。
まとめ:すべての働く人に感謝を!
お仕事体験であれ工場見学であれ、一度足を運びその裏側を知れば、その業界へのリスペクトや感謝の気持ちが生まれます。勤労感謝の日をきっかけに、ご夫婦でさまざまな仕事を知ることは素敵な経験となるでしょう。ぜひ本記事でご紹介したスポットを訪れてみてくださいね。