気になるけれど、なかなか友達には聞きにくい夫婦のお財布事情。新婚の方は、お財布を分けるべきか、どのようにお金を管理するべきか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回はthe Doors読者の皆さんにアンケートを実施。お財布事情や貯蓄ルールについて聞いてみました!
目次
- 夫婦のお財布、「分ける派」が67%という結果に
- お金についての話し合いは必須!話し合うべき項目とは?
- みんなの「夫婦の貯蓄ルール」教えて!
夫婦のお財布、「分ける派」が67%という結果に
お金の管理の方法は夫婦の考え方によって様々ですが、大きく分けるとお財布を一緒にするか、別々にするかの2択ですよね。お財布を一緒にして妻が管理する・夫のお小遣い制、というのが一般的だと考えられていた時代から、共働き夫婦が増え、お財布は別々にするという夫婦も増えてきました。
今回the Doors読者にアンケートを実施した結果では、お財布を分ける派が67%と半数以上を占める結果に。
お財布を分ける派の方は、以下のような声がありました。
「毎月5万円ずつ貯金。あとは各自が好きに使っています!」
「共働きのうちは、常識の範囲内で自由にしています。家賃光熱費→夫、食費雑費→妻で分担」
「財布は別、貯金も別。買い物や外食は折半。家賃は夫が多め。子どもがいないため別財布での管理」
「2人がお金を入れる口座をつくり、生活費を半額ずつ入れている」
「お財布は分けていますが、担当制(食費は〇〇光熱費は〇〇など)にしています」
「必要な生活費(ローン、食費、光熱費など)を全て洗い出して予算を決め、その金額の半分ずつを支払い用口座に集める。別の貯蓄用口座を作って貯金。その他は自由資金」
お財布は分けつつも、夫婦で共通の口座を作ったり、支払う生活費の担当を決めたりしているようです。
お金についての話し合いは必須!話し合うべき項目とは?
夫婦のお金管理については、どんなことを話し合うべきか悩みますよね。アンケートでは約9割の方が「話し合ったことがある」と回答しました。
そこで、皆さんがどんなことについて話し合ったのかをご紹介していきます。
- 財布を1つにするか、別々にするか
- 生活費はいくらかかるか、どのように支払うか
- 生活費を支払う用や貯蓄用の夫婦共通口座を作るか
- 何のために貯蓄をするか、老後にいくらお金を残しておきたいか
- 家や子どもなどのライフプランと、そこにかかるお金について
- 月に使うお金の上限はいくらにするか
「結婚してすぐに、夫に隙あらば口座の管理どうする?お金の管理どうする?と聞いていました。曖昧にならないようにしっかり向き合うことが大事です」「家計は預けると言われたが、それぞれが稼いだお金は大切にしたいので2人で目に見える形で管理することを提案した」という声も。
お金の管理はなかなか話し合うのが面倒に感じてしまうこともあるかもしれませんが、曖昧にせず、一度しっかり話し合う機会を持つことが大切ですね。2人で話し合いにくい場合は、プロのファイナンシャルプランナーに相談すると、専門的なアドバイスももらえておすすめです。
みんなの「夫婦の貯蓄ルール」教えて!
お金は自然にはなかなか貯まらないもの。計画的に貯蓄を進めるには、夫婦でルールを設けておくと良いですよね。アンケートでは、毎月10万円や5万円など、貯蓄額を決めている方が多くいらっしゃいました。
その他にも様々な「夫婦の貯蓄ルール」がありましたよ。
「2人で月に6万円。別でそれぞれがつみたてNISA(各自月3万円ずつ)」
「未来貯金と旅行貯金をつくっています。未来貯金は必要なタイミングで使用する事になる大きなお金に困らないようはじめました。旅行貯金は旅行好きなのであったに越したことないなと思い小さいお金で毎月と、余ったら入れるようにしています」
「年金保険や目的貯金、将来用貯蓄と複数の目的に合わせて引き出しできない口座、引き出し可能口座と分けています」
もちろん、「ルールがあると束縛感が出るので、あえて作っていません。ゆるゆると生活しています」という方もいます!夫婦によってお金の使い方はそれぞれですが、話し合いができずに日々の生活が進んでしまうとモヤモヤしてしまったり、後から後悔してしまったりするかも。ぜひこの記事をきっかけに、一度話し合ってみてくださいね。