三寒四温の季節となり、そろそろ冬物をしまわなければ…と衣替えを考え始める方も多いのではないでしょうか。衣替えで問題となるのが、オフシーズンの洋服の収納場所です。そこで本記事ではこれから衣替えをする方に向けて、冬物アウターなどの収納におすすめのグッズやアイデアをお伝えします。
目次
- 衣替えでの「服の収納」問題
- かさばる冬服の保管方法アイデア
- 手元に残さない選択肢も
- まとめ:衣替えを機に収納を見直してみよう
衣替えでの「服の収納」問題
冬から春への衣替え。もっともネックとなるのは、かさばる冬物のアウターやニットです。空気をたくさん含んで場所をとるダウンジャケット、厚手のコートなどは、冬以外に着る出番がないのに、クローゼットのスペースを大幅に圧迫してしまいます。また冬物に多く使われるウールや革などの天然素材は、保管方法を誤ると虫食いやカビなどのリスクもあり、心配です。
かさばる冬服の保管方法アイデア
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- 吊るして収納する
まずはアウターの保管方法のアイデアです。ジャケットやコートはしわにならないよう、クローゼットに吊るす収納がベストです。シーズン終わりには必ずクリーニングをし、クリーニングカバーは外して風通しのよい場所に保管するのがよいでしょう。虫食い予防のために衣類用の防虫剤を使う方もいると思いますが、特にレザージャケットなどは直接触れると劣化や変色につながるので注意してください。
ただオフシーズンのコートはかなりボリュームがあり、オンシーズンの洋服の収納スペースを圧迫することも多々。そこでおすすめなのが、吊るしたまま圧縮できるパックです。空気を抜くことでスペースを大幅に増やすことができます。
こちらはハンガーに衣類をかけたまま圧縮できるので、シワになる心配がほとんどありません。2着同時に入れられるのも手間が省けて嬉しいですね。
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- デッドスペースにしまう
もしかけるスペースがない場合は次のことに気を付けて畳み、デッドスペースに収納するとよいでしょう。
- ウールコートなどは畳んだところにタオルを挟む。
- ダウンジャケットなどは丁寧に畳んで衣類圧縮袋を使う。ただし極限まで空気を抜かず少しふんわりさせておくこと。
押入れの奥のデッドスペースに収納するなら、キャスター付きの収納ボックスにすると出しやすくて便利です。
ベッド下が空いている場合は、布貼りで通気性の良い収納ボックスに入れておくとよいでしょう。
手元に残さない選択肢も
前章で述べた収納アイデアも使えない!という方には、オフシーズンは手元に置かないという保管方法がおすすめです。
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- 宅配型の保管サービスを利用する
最近増えている、段ボール箱に洋服などの荷物を詰めて預けられるサービス。なかでも「サマリーポケット」では、「無酸素保管」のオプションをつけることで、酸素濃度0.1%以下の環境で保管してくれるので、カビ、虫食い、黄ばみなどの劣化から守れます。損害補償もつくので安心です。また箱から出してハンガーにかけて保管できるオプションも選べます。
https://pocket.sumally.com/
大事なアウターを保管するなら、クリーニング店が経営する「リネット」の「プレミアムクローク」もおすすめです。預けたい衣類を専用箱に入れて送るだけ。リネットでクリーニングしたあとに、アパレル基準の温度や湿度のお部屋でアウターを預かってくれます。
https://www.lenet-hokan.jp/
- 子ども服は寄付(ドネーション)をする
最後にご紹介するのは、子ども服の衣替えについてです。子どもは成長が早いので、「着る機会がほとんどなかったけれど来年は絶対に着られないな」というように、サイズアウト確実な洋服があると思います。そんな子ども服は「寄付」という選択肢を考えてみませんか。
「子ども服みらいファンド」
https://kodomofukufund.jp/
「送れないものリスト」も公開されています。リストを見ながら、子どもと一緒に仕分けして寄付するのも、子どもにとってよい経験になりそうです。
https://kodomofukufund.jp/sell_send_no/
まとめ:衣替えを機に収納を見直してみよう
衣替えのなかでも特に冬服を収納するアイデアについてご紹介しました。収納スペースがなく思ったように衣替えができないとイライラしてしまいます。収納グッズや外部サービスもうまく使ってすっきりと新しい季節を迎えられるといいですね。