早いもので今年も残すところあとわずか。スーパーや通販サイトなどで「おせちの予約」の文字を目にすることも多い時期になりました。ただおせちは購入するととても高額だったり、夫婦で食べるには量が多かったりするため、躊躇する方も多いと思います。
そんな方におすすめしたいのが手作りのおせちです。自分でつくるのは難しいイメージのあるおせちですが、最近では「ネオおせち」のように、見映えがよく簡単に作れるおせちのレシピもたくさんあります。
本記事ではご夫婦で楽しく作れる、簡単かつ見栄えもよいおせちのレシピをご紹介いたします。
目次
- おせち料理とは?
- ふたりで作れる 簡単おせちレシピ
- インスタ映えもかなう おせちの魅せ方
- 手作りおせちで仲良く新年を迎えよう
おせち料理とは?
おせち料理はもともと「お正月の三が日くらいは料理をしなくてもいいように」ということから、保存の効く料理をお重に詰めたものだと言われています。また料理それぞれにはお正月ならではの縁起のよい意味がこめられています。
例えば「田作り」にはその年の豊作の願いが込められていますし、「黒豆」にはその名前にちなんで「今年もまめまめしく働けるように」という意味があります。
ただ実際にはおせち料理の内容は地域や家庭によってさまざまです。また本来日持ちさせる目的があったことから、甘すぎたり味が濃すぎたりするため、おせちがあまり好きではないという人も多いようです。
伝統は常にアップデートされるもの。せっかくのお正月ですから、昔ながらの型にしばられず、自分たちが食べたいおせちだけを手作りして、たのしくお正月気分を味わいましょう。
ふたりで作れる 簡単おせちレシピ
それではさっそく簡単に手作りできるおせちのレシピをご紹介しましょう。
まずは定番メニューから。初心者でも簡単にできるものだけを集めました。
◆放置OK 少量だけつくる黒豆
黒豆のレシピを検索すると、1回で炊く量が多すぎたり5時間以上鍋を見張っていなければならなかったり、敷居が高いものが多いですよね。こちらのレシピは夫婦ふたりで食べるのにちょうどいい量。保温水筒で作るので仕上げ以外は放置OKです。
◆くるみ入りごまめ
香ばしいくるみの入ったごまめ。焦がさないようふたりで協力して作りましょう。
◆栗きんとんの茶巾しぼり
まったく料理しない方でも大丈夫。レンジでチンして、ラップで茶巾に絞るだけで存在感のある一品になります。
定番レシピもいいけれど、いつものおせちの味には飽きた…という方にアレンジレシピをご紹介します。
◆えびのスパイシー焼き
甘辛でスパイシー。おせちの彩りを損なわず、お酒のおつまみにもなる一品です。
◆イクラと大葉のかまぼこサンド
切り込みを入れて挟むだけ。味気ないかまぼこが、見た目にも華やかな一品に生まれ変わります。
最後にご紹介するのは、冷凍できる簡単おせちレシピ。年末に品数をたくさん作るのは大変なので、年末前の時間があるときにつくって冷凍しておけるといいですね。
◆冷凍できる「伊達巻き」
はんぺんをつぶして卵と混ぜて作る伊達巻き。冷凍してもふわふわです。
◆冷凍できる「紅白なます」
冷凍することで甘酢もよくなじんで美味しくなり一石二鳥です。紅白なますは、手に入ればゆずや柿の中身をくり抜いて器にするとインパクト大です。
インスタ映えもかなう おせちの魅せ方
せっかく作ったおせち、SNSでシェアしたいですよね。お重いっぱいの昔ながらのおせちは豪華ですが、それだけのためにお重を準備するのも大変。詰め方にもコツが必要です。
そこでおすすめなのはお重ではなく、ワンプレートにおしゃれに盛り付けるというアイデアです。
盛り付けのコツはプレートとおせちの色を考えること。黄色系レシピが多ければ黒いプレートで引き締めると高級感が出て素敵。海老のような赤系のレシピがない場合には、プレートを赤にするとお正月っぽさを出せますよ。
https://roomclip.jp/photo/BYlq
ワンプレートに手持ちの小さなお皿やガラスの器などを載せてもメリハリが出て素敵。お正月らしい赤系のテーブルランナーはひとつあると毎年活用できて便利です。
また最近はお正月らしいテーブルコーディネートを作れるグッズも100円ショップなどで手に入れられます。お皿やお箸、ピックや各種飾りなどすべて使い捨てなら、片付けもらくちん。早めにチェックしてみてはいかがでしょうか。
手作りおせちで仲良く新年を迎えよう
簡単&見栄えよしのおせちレシピをご紹介しました。年の瀬はただでさえ忙しいもの。肩肘はらず、簡単なおせちレシピに夫婦でチャレンジして写真を撮って楽しむくらいの気持ちでチャレンジしてみてください。おせち作りを通して、来年もますます夫婦の仲が深まりますように。