結婚し、一緒に住み始めると、お互いの思わぬ考え方の違いに驚くことがあります。
それが特にあらわれるのが「住まい」について。
毎日いる場所だからこそ、家探しから住み始めてからのインテリアや収納まで、お互いゆずれない部分が多いのでしょう。
本記事ではそんな夫婦の「住まい」に関する価値観の違いについて、ご紹介します。
目次
住まいに関する夫婦の価値観の違いとは?
住まいは仕事から帰って来て疲れを癒したり、週末ふたりで過ごしたり、という人間にとって大切な場所。
それだけに、金銭感覚や食の好みなどと同じように、妥協できないポイントが多くなるようです。
妻目線、夫目線それぞれの考え方の特徴について見てみましょう。
妻は実用性重視が多い傾向
妻目線で理想とするのは、実用性を重視した住まい。
もちろんおしゃれな家や居心地のよい家に住みたいけれど、毎日の生活のことを考えると外せないのが、家事動線や収納という観点です。
キッチンは収納がいくらあっても足りません。
休日ともなれば、朝、昼、晩と食事のたびに調理器具や食器を使います。
常にきれいに収納しておくだけでなく、こんなふうにある程度出しておく工夫も必要になります。
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夫婦で暮らし始めると、一気に収納が足りなくなる場合も。
見栄えも大事ですが、限られたスペースにいかに日々使うものを使いやすく収納するかが重要です。
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夫は見栄えやロマンを追い求める傾向
一方、夫目線で理想とするのは、見栄えがよくかっこいい住まい。
インテリアだけでなく、欲しい設備にも夢が広がります。
夫は住まいにロマンを追い求めたくなる傾向があるようです。
こちらは妻主導で家を建てたあと、夫に後悔ポイントを聞いた事例です。
夫が欲しかったのは広々リビングと筋トレルームでしたが、実用性重視で後回しになったようです。
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白と黒を基調とした「男前インテリア」のトイレ。
インテリアの趣味が合わないなら、リビング以外の部屋で好みを表現するのも手では?
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うまくすり合わせるためのヒント
妻目線、夫目線それぞれの言い分があるようです。
それでは価値観が違う場合、どんなふうにすり合わせればよいのでしょうか。
うまくすり合わせるためのヒントをご紹介します。
例えば、筋トレ好きの夫のために、懸垂バーを付けたお宅。
バーだけなら場所も取りません。
「飽きたら洗濯物でも干しましょう」とのこと。
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むすびに:生活スタイルは変わっていくもの
夫婦の生活スタイルは、年を重ねるごとに変わっていくもの。
コロナ禍で在宅勤務が導入されたように、社会情勢によって住まい方を変えなければいけない場面もでてきます。
大切なのはお互いの価値観を否定しないこと。
相手を思いやり、うまくすり合わせる方法を考える中で、夫婦の絆も深まっていくことでしょう。
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