新年を迎えるにあたり、義父母へ挨拶に行く方も少なくないでしょう。
そんな時気になるのが、訪問の際のマナーです。
何を準備して行くべきか、どんな服装で行くべきか、手土産は何を持っていけば良いのか、気になることはたくさんあります。
そこで今回は、新年の挨拶時に気を付けたいマナーと、手土産を選ぶポイントをご紹介します。
目次
- 新年挨拶のマナー
- 訪問前にすること
- 服装
- 玄関先での挨拶
- 手土産の渡し方
- 持っていくもの
- 手土産を選ぶポイント
- 金額は?
- 日持ちするもの
- 義父母の好きなもの
- 居住地のおすすめ品
- 親戚への挨拶まわりも考慮
- おわりに
新年挨拶のマナー
まずは義父母宅へ訪れる際のマナーについて。
新年の訪問は義父母にとっても気を遣う行事なので、お互いのストレスが少しでも減るようしっかり準備していきましょう。
訪問前にすること
何日の何時に行くのか、交通手段は何なのかなど、あらかじめしっかりと予定を伝えておきましょう。
到着に合わせて義父母は外出を控えるはずなので、予定が変わった場合や、渋滞で到着時間が遅れるという場合にも逐一連絡を入れるようにしてください。
パートナーとの連絡が重複すると相手も混乱してしまうので、どちらが連絡するかを決めておくなど配慮が必要です。
服装
正装をする必要はありませんが、親戚への挨拶まわりがある可能性もあるため、普段着よりも少し綺麗目な格好をしていると安心です。
女性ならワンピース、男性ならシャツスタイルだと無難ですね。
洋服がシワだらけのもの、露出が極端に多いものなどは避け、見ている人が気にならない服装を心がけると良いでしょう。
玄関先での挨拶
家に入る前にコートは脱いでおいてください。
荷物も多くばたついていると思いますが、義父母に会ったらまずは挨拶です。
新年の挨拶は家にあがって落ち着いてからでOKなので、玄関先では「おじゃまします」など軽く済ませましょう。
手土産の渡し方
手土産は玄関先で渡さず、部屋に上がってから改めて渡しましょう。
紙袋に入れてある場合には、紙袋から出して渡すのがマナーです。
持っていくもの
年末年始は宿泊することも多いはずなので、宿泊グッズを含め、どんなものが必要なのか洗い出してみましょう。
・パジャマ
・洗面用具
・エプロン
・子供グッズ
・写真
・お年玉
・カメラ
新年には人が集まることも多く、義父母の家事負担も増えるため、極力手間をかけないよう歯ブラシや洗顔料、パジャマなど必要なものは持参するのがベストです。
また、滞在中会話を楽しむため、思い出写真などのグッズを持っていくのもおすすめです。
お手伝いは義父母がどこまでして欲しいかにもよりますが、何かあればすぐに動けるようエプロンを持参しておくと好印象ですね。
親戚が集まる場合にはお年玉を渡すケースもあるため、何人分必要かなども確認しておくようにしましょう。
新年の記念に写真撮影をすることもあると思います。
子供のいる家庭では、祖父母と会える機会も少ないので、記念撮影用のカメラと三脚があると良さそうです。
手土産を選ぶポイント
訪問時のマナーについて触れていきましたが、一番頭を悩ませるのが手土産かもしれません。
では、手土産はどんな物を選べば良いのか、いくつかポイントをご紹介します。
金額は?
手土産では食べ物を持参するケースが多いでしょう。
箱入りのお菓子だと、大体1,000円〜3,000円くらいのものが相場です。
同じ金額のお菓子でも、焼き菓子がたくさん入っているものや、ゼリーや羊羹などひとつひとつが大きく数が少ないものなどさまざまです。
義父母宅に何人くらい集まるのかによって、内容量を決めると良いですね。
日持ちするもの
生菓子だと、その日中に食べなければならないこともあるため、できるだけ日持ちするお菓子がベターです。
また、要冷蔵だと冷蔵庫を占拠してしまうことになるため、常温で保存できるものがおすすめです。
自分たちが帰った後、義父母にゆっくり食べてもらえることを想定してお菓子を選びましょう。
義父母の好きなもの
あらかじめ義父母の好みを確認し、好きなものを手土産にするようにしましょう。
手土産を持参しても、食べられなければ逆に印象が悪くなってしまいます。
和菓子が好きか洋菓子が好きか、甘すぎないものが良いのかなど、ポイントを抑えておくと安心です。
居住地のおすすめ品
せっかくの手土産なので、どこでも買えるものではなく、居住地周辺ならではの食べ物を選んでみましょう。
限定商品などなかなか手に入らないものだとさらに喜ばれそうです。
都心に住んでいる方であれば、話題になっているお菓子などを持っていくのも良いですね。
親戚への挨拶まわりも考慮
義父母だけでなく、近くの親戚へ挨拶まわりをするのであれば、訪問用の手土産を用意しておくと好印象です。
子供がいる家庭であれば、お年玉もあると良いですね。
親戚への手土産は義父母と同等の金額か、少し手頃なものでもOKです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
新年の挨拶と言われるとついかしこまってしまいがちですが、気を遣いすぎるとお互い疲れてしまいます。
失礼の無いよう準備はしていくものの、到着したらぜひ笑顔でたくさん会話をするようにしてください。
義父母との仲を深める貴重な時間なので、みんなで和気あいあいと楽しい時間を過ごしましょう。
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