お花をいただいたとき、素敵な活け方がわからずにリボンを解いてそのまま花瓶へ活けてみたり、お花を買ったはいいけれど飾ってみるとなんだかイメージと違ってしまったり……。
そんな方に、まずは基本的なお花の活け方をご紹介します。
お花初心者さんでも活けやすいおすすめの花瓶もぜひ参考にしてくださいね♪
目次
- 「水揚げ」と「葉の選定」でお花が長持ち
- お花初心者さんでもおしゃれにお花を活けるコツ
- 一輪挿し
- 初心者さんには小さめの花瓶+短い花
- お花が多いときはラウンド型に
- 花瓶一つでおしゃれに見える!おすすめの花瓶4つ
- フローラ フラワーベース/ホルムガード
- アアルトベース/イッタラ
- OMAGGIO/ケーラー
- ソッケルエー/IKEA
- おわりに
「水揚げ」と「葉の選定」でお花が長持ち
お花を活けるときにまずすることは「水揚げ」という作業です。
お花は本来根から水を吸い上げていますが、切り花は茎から水を吸い上げなければいけません。
そのため、茎の断面を整えてあげるなどして水を吸いやすい状態にしてあげる必要があるのです。
水揚げの仕方は簡単。深めのバケツに水を張り、水の中で茎の部分を斜めにカットするだけです。
なるべく切れ味の良いハサミを使うのがポイント。
これだけで水を吸う断面が増え、お花が長持ちします。
次に、余計な葉を落としていきます。
見た目もすっきりして活けやすいということもありますが、葉からの水分の蒸発を出来るだけ減らすことで、お花が長く元気でいられるのです。
お花初心者さんでもおしゃれにお花を活けるコツ
お花の下準備が整ったら、さっそく活けていきましょう。
まずはお花のイメージにあった花瓶を用意します。決まりはないので自由に。
ガラスの花瓶は茎の部分も見えるので涼しげな仕上がりに、陶器や琺瑯などは茎が見えない分お花がよく映えます。
一輪挿し
簡単なのは一輪挿しです。花瓶は口の小さいものを用意しましょう。お花はなんでもかまいません。
「花瓶の高さ」と「花瓶から上のお花の長さ」が1対1になるとバランスがいいと言われています。
ガーベラのような茎がしっかりした直線的なお花だと活けやすいでしょう。
枝のある小花を一輪、小さめの花瓶に合わせても可愛いですよ。
花束でちょっと余った枝を挿したり、庭のハーブを挿したりと、さりげなくグリーンと取り入れることができる便利アイテムです。
初心者さんには小さめの花瓶+短い花
お花を活けるのが難しいのは花瓶の中で花材が動いてしまうから。
そんなときは小さめの花瓶を選び、お花も花瓶に合わせてカットして大丈夫です。
茎が細いお花は固定しづらいので、まずは枝ものを放射線状に活けて骨組みを作ります。
そこに大きめのお花を差し込むイメージで活けていきます。
枝ものがない場合は、花瓶の口に花の頭を乗せてあげるようなイメージで活けると安定感もよくアートな仕上がりになります。
お花が多いときはラウンド型に
華やかな花束をいただいたときはちょっと身構えてしまいますね。
花束は一度バラバラにほどき、1本ずつ丁寧に水揚げをしてあげましょう。
その中から小花や実、葉物をより分けておき、メインの花を花瓶の高さに合わせ同じ長さに切り揃えます。
それらを花瓶を回しながらバランスよく挿していきます。
くるっと1〜2周もすれば、こんもりとした丸いラウンドブーケのようなアレンジが完成します。
残った葉物は花より長くならないように切り、花の間に差し込んでいきます。
多すぎる場合は一輪挿しに入れるなど別にしてもいいでしょう。
花瓶一つでおしゃれに見える!おすすめの花瓶4つ
最後に、お花初心者さんでも使いやすい花瓶をご紹介します。
フローラ フラワーベース/ホルムガード
北欧らしいシンプルで美しいフォルムの花瓶。
口が細いので一輪挿しにはもちろん、底が安定しているためボリュームのある枝ものにも使えます。
サイズ展開もしているため全部揃えたい……!
新品価格 |
アアルトベース/イッタラ
イッタラからは定番の「アアルトベース」を。
花瓶のデザインを生かし、活けるお花は数本で十分。
まずは12cmがおすすめです。お花を活けていないときでも置いているだけでアート!
(イッタラ)IITTALA アルヴァ・アアルト フラワーベース 95mm 花瓶 03.ホワイト [並行輸入品] 新品価格 |
OMAGGIO/ケーラー
こちらも長く愛されているデンマークのブランドです。
計算されたボーダーがシンプルな花材にも派手な花材にもぴったり合います。
茎の部分が隠れるので初心者さんでも気軽に使えるのもポイント。
Kahler ケーラーOmaggio Vase オマジオ フラワーベース(S) シルバー 15211 H:12.5cm 新品価格 |
ソッケルエー/IKEA
口元の大きなジャグに無造作にお花を活けるのも簡単で様になります。
IKEAのシンプルなホワイトに、ガーベラなどのカラフルなお花を1種類束で活けるだけでおしゃれなアレンジメントに仕上がります。
商品はこちら
おわりに
オシャレなアレンジメントやブーケをみると、初心者には無理…と思ってしまうかもしれませんが、
そんなことはありません。
ちょっとしたコツを知っていれば、誰でもオシャレにお花を活けることができます。
お気に入りの花瓶も見つけて、ぜひお花のある暮らしを楽しんでくださいね♪
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