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【今話題】自律神経を整える「大人の塗り絵」とは?

芸術の秋。
何か始めたいけれど、絵心はないし……とあきらめてはいませんか?
そんな方におすすめしたいのが、今話題の「大人の塗り絵」です。

子どもの頃に誰もがやった塗り絵とは一線を画す、新しい趣味として注目の「大人の塗り絵」の魅力をご紹介します。

目次

  1. 大人の塗り絵とは
  2. 自律神経が整うって本当?
  3. どんな種類の塗り絵があるの?
    1. 本を購入する
    2. 図案をダウンロードする
    3. アプリを利用する
  4. 初めてでもうまく塗れる画材はコレ!
    1. 色鉛筆
    2. 水性ペン
  5. おわりに

大人の塗り絵とは

大人の塗り絵は、もともとフランス人女性の間で「コロリアージュ」と呼ばれて流行し、今や世界中でブームになっています。

子ども向けの塗り絵に比べ、繊細で、美しい下絵のものが多いのが特徴。
色を塗っていくだけで世界で一つの芸術作品を作り上げることができるので、絵が苦手な方でも芸術の秋を堪能できます。

自律神経が整うって本当?

大人の塗り絵には、緻密な下絵に色を塗って作品を作るだけではない、もう一つのメリットがあります。
それは「自律神経を整える効果がある」こと。

色とりどりの美しい絵柄を見ることは、オキシトシンの分泌を高め、副交感神経の働きをよくしてくれます。

余計なことを考えず「色を塗る」ことだけに集中するため、自然と深い呼吸になり、自律神経を整える効果が得られます。
これは瞑想などで有名な「マインドフルネス」の実践にもつながります。

どんな種類の塗り絵があるの?

大人の塗り絵にはどのような種類のものがあるのでしょうか。
ここでは代表的な3種類をご紹介します。

本を購入する

たくさんの出版社から大人向けの塗り絵の本が販売されています。
「初心者向け」などのレベルが明記されているものもあるので参考にしましょう。

下絵の種類も豊富で動物や植物をはじめ、世界各地の名所や風景、有名な画家の作品などは大人の塗り絵ならでは。

北欧風の絵柄ばかりを集めた本、人気テキスタイルデザイナーの本、色鉛筆とセットになっている本など、探している時間もワクワクできそうです。

お手軽に始めてみたい方は、100円ショップでも購入できるのでチェックしてみてください。

図案をダウンロードする

さらにお手軽に始めたい方は、無料サイトから塗り絵の図柄をダウンロードして始めることができます。
たとえばプリンター会社のbrother社では、日本各地の名所の塗り絵やカレンダーの塗り絵を無料で提供しています。

本を1冊やりきるのは少し荷が重いという方は、ダウンロードして気軽にチャレンジしてみては?

今日から始める大人の塗り絵(ブラザーオンライン)はこちら
Creative Park(キヤノン)はこちら

アプリを利用する

「塗り絵=紙」というイメージがありますが、スマートフォンやタブレットなどで利用できる大人の塗り絵のアプリケーションもあります。

タップするだけで色を塗れるお手軽なものから、専用のペンを使って塗る本格的なもの、課金すると画材の種類が増えるものなどさまざま。

できあがった作品をそのままSNSで共有できるのは、アプリならではです。

Colorfy
App storeの方はこちら
Google Playの方はこちら

初めてでもうまく塗れる画材はコレ!

紙に色を塗るときの画材にはどのような種類があるのでしょうか。
色を塗るスペースが狭い大人の塗り絵には、細かい箇所も塗れる画材がおすすめ。

上級者になると、重ね塗りをして色の奥行を出したり、狭いスペースの中でグラデーションにするテクニックも。

色鉛筆

初心者におすすめなのは、細かな模様もはみ出さずに塗れる油彩色鉛筆です。
同じ色でも何度も重ねると濃くなったり、他の色と重ねて混ぜたり。
さまざまな表情が出せることに気づいたあなたは、どんどん夢中になっていくことでしょう。

学校で使っていたような12色の色鉛筆から、なんと500色の色鉛筆まであるそう。
とはいえ、最初は24~36色くらいのものを購入すると使い勝手がよさそうです。

水彩色鉛筆は、水を含ませた筆でなぞることで水彩絵の具のようなタッチになります。
ふんわりとした色合いで風景画を塗れば、インテリアとして飾りたくなる作品のできあがりです。

水性ペン

ぱきっとした発色が魅力の水性ペン。
初めてでも塗りやすいのは、ペン先が筆のようになっているタイプです。

ペン先が4ミリと細いものもあり、細かい部分もはみ出さずに塗り分けられます。
油性ペンは裏うつりの心配があるので避けた方がよいでしょう。

本の紙質によっても塗りやすさの違いがあるので、あらかじめリサーチすることをおすすめします。

おわりに

今年はコロナウイルス感染拡大の影響もあって、溜まったストレスを解消することもままならないのではないでしょうか。
ぜひ、大人の塗り絵で「ストレス解消」と「芸術の秋」の両方を叶えてくださいね。

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