結婚して子供がうまれると、生活リズムや行動範囲ががらりとかわります。
「おしゃれなレストランでゆっくり食事」
「夫婦でショッピング」
「話題のお店に並んでみる」
「夜景の綺麗な場所でデート」などなど…。
今まではあたり前だったことが、子供を連れていくというだけで、途端に難易度があがります。
このような変化がまったく想像できなくて、戸惑ってしまう夫婦も少なくありません。
さらに、子供がうまれて変わるのは、お出かけ先だけではありません。
日々生活する住環境においても、重視するポイントが大きく変わります。
にぎやかな場所よりも落ち着ける環境を好んだり、若者よりもファミリー層が多い方が良かったりと、
子供と生活をしてみないと見えないことも多いでしょう。
そこで、実際に子育てをする夫婦は、自分の住む「街」に何を求めているのかをご紹介。
これから引っ越しを考える方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 子育てファミリーのリアルな声を紹介!
- 子育てに「公園」が重視されるのはなぜ?
- 教育環境や支援制度はあらかじめチェックすべき?
- ご近所付き合いは必要?
- 子育てを楽しめる自分なりの環境を選んで!
子育てファミリーのリアルな声を紹介!
これは、物件紹介でおなじみの「HOME’S」が、
公式Twitter上で実施した「ママの本音」の集計結果です。
Twitterに寄せられたリアルな意見はどのようなものだったのでしょうか。
集計結果をご紹介します。
【”子育てしやすい街”、”子育てしにくい街”に関するママの本音】
※ツイート125件の内訳(複数回答含む)
1.公園がある(28)
2.保育園や学校・学童などの教育施設が充実している(22)
3.子育てや医療の支援制度の充実(14)
4.病院が近くにある(14)
5.自然が多い、環境が良い(13)
6.スーパーなど買い物施設が充実している(10)
6.治安の良さ(10)
8.ご近所付き合いが盛ん(7)
9.交通の便利さ・安全さ(4)
10.その他(24)
引用元:https://www.homes.co.jp/cont/living/living_00192/
子育てに「公園」が重視されるのはなぜ?
出産前は、子供を連れておしゃれなカフェ巡り、
インスタ映えのスポットで子供の写真を撮って投稿しよう!と考えていたママも多いはずです。
でも、実際に子供を連れていったら、走る、暴れる、泣くでへとへと…ということは良くある光景です。
そう、子供にとってみれば、お洒落なカフェも映えるスポットもまったく興味がなく、
走って遊べる場所のほうが格段に楽しいのです。
子育てを始めると、自分の趣味嗜好よりも、「子供にとって一番なこと」が重要になってきます。
そうすると、自然と触れ合えて、体を動かせる遊具があり、
子供同士の交流も生まれる公園は、やはり外せない要素になるのです。
教育環境や支援制度はあらかじめチェックすべき?
待機児童問題や小学生になった際の学童などは、
共働きで子育てをする家庭にとっては切っても切れない問題です。
教育環境は自治体によって大きく変わるため、引っ越しを考えるときは
「地区の待機児童数」「保育園数」「保育費用」「学童状況」「小学校の場所」など
あらかじめチェックすることをおすすめします。
待機児童が多いエリアでは、職場復帰を考えていたが保育園に入れず仕事を断念した、
ということもありますし、自治体によって通常保育時間も異なれば、
延長料金の制度もまったく違うため、職場復帰した後にも両立が大変、というケースもあります。
また、自治体によっては子育てに対する特別手当がある場合もありますし、
医療費の控除も自治体ごとに異なります。
子育てには多くの費用がかかりますので、支援制度の有無も確認しておくと安心です。
ご近所付き合いは必要?
最近では、子育てファミリーや独居老人が孤立しないよう、
街をあげて交流をうながすケースも増えてきました。
ご近所付き合いを億劫に感じる人もいますが、実は多くのメリットもあります。
子育てを始めると、どうしても自分と子供だけの閉ざされた空間になりがちで、
大人と会話する機会もどんどん少なくなっていきます。
新生児期はなおさらで、会話のキャッチボールができない日々が続くと、
どうしても気がめいってしまうものです。
ご近所付き合いの良さは、誰かと話せる状況を作ることで、
気分転換や気を紛らわす機会が多く持てることにあります。
泣いている子供に対して「元気に泣いているね」と言ってくれることや、
走り回る子供を追いかける自分に「ママ大変ね」と言ってくれるだけで、
気分も大きく変わっていきます。
子育てを楽しめる自分なりの環境を選んで!
子育ての環境選びは、「子供に何を経験してほしいか」
「どんな子に育ってほしいか」によって変わります。
今回ご紹介した内容も参考にしつつ、
自分たちにとってベストな環境選びをしてくださいね。