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自分の体がわかる「基礎体温」。正しい知識と測り方を紹介

大人になると、耳にする機会の増える「基礎体温」。
特に、妊娠を考える夫婦では敏感になることも多いでしょう。
基礎体温を把握すれば排卵日が予測しやしくなるため、妊娠の可能性が高まるとも言われています。
では、そもそも「基礎体温」とは何なのでしょうか。
そして、基礎体温はいつ、どのように計測すればよいのでしょうか。
具体的に説明していきましょう。

目次

  1. 「基礎体温」とは?
  2. 基礎体温はどうやって測るの?
    1. 計測のタイミング
    2. 計測方法
    3. 管理方法
  3. 基礎体温は体のシグナル

「基礎体温」とは?

まずは基本的な知識について。
基礎体温とは「安静時の体温」のことをさし、
人間が生きるうえで必要最小限のエネルギーのみを消費している状態、が計測対象となります。
つまり寝ている間の体温のことです。
これを知ることで、自分の体のリズムを知ることができるようになります。

人間の体には低温期・高温期があり、特に女性はホルモンバランスによってこれが左右されます。
生理が始まると体温がさがり、排卵が始まると体温があがる。
このサイクルを利用して、排卵日を予測し、妊活に活かしているのですね。

基礎体温はどうやって測るの?

計測のタイミング

さきほど「寝ている間の体温」とお話しましたが、もちろん睡眠中に自分で体温は計測できません。
そのため、起きてすぐ、体も動かさない状態で、横になったまま計測します。
体を動かすとそれによって体温は変化しますので、
基礎体温を測るためには睡眠時の状態をキープしたうえで計測するようにしましょう。
起床してからなるべく体を動かさないよう、検温器は枕元に準備しておくことをおすすめします。

計測方法

通常の体温はわきの下にはさんで計測することが多いですが、基礎体温は口の中で測ります。
なので、基礎体温専用の計測器を用意しましょう。
計測の際には、感温部を舌の付け根の裏側に当てます。
口をあけると温度に影響がでるため、口は閉じたまま、舌で体温計を挟むようにして検温します。

毎日同じ時間に計測することが理想なため、規則正しい生活は推奨しますが、
なかなかそううまくはいきませんよね。
同じ時間に計測ができなかったとしても、毎日継続することの方が重要ですので、
定期的に計測してください。

管理方法

基礎体温の計測は、単発で行っても意味がありません。
基礎体温はその時の状態によりブレがありますので、長期的に続けることで、
自分の傾向を把握していきましょう。
そのため、計測した基礎体温は、基礎体温表に毎日記録をとることをおすすめします。
基礎体温表は、市販されている場合もあれば、ネットでダウンロードできるものもあります。
また、体温計によっては、計測した基礎体温を体温計自体に記録できるものもあるため、
継続できるよう、自分のやりやすい方法を見つけてみてください。

基礎体温は体のシグナル

基礎体温は、生理や排卵周期だけでなく、疲れていたり寝不足だったりした場合にも変化がおこるため、
自分の体の状態を把握するのにとても有効なのです。
そのため、妊娠以外にも、婦人化系のトラブル兆候をいち早く察知したり、
ホルモン周期による太りやすい時期を知る目安にもなったり、
お肌の状態をあらかめ予測できたりということにもつながります

女性にとって、体型や肌の状態の変化はとても気になるポイントであり、
悪化することでメンタル的なダメ―ジを受けることも少なくありません。
あらかじめ、ホルモンの不調が予兆できていれば、
仕事やプライベートの予定も調整させることもできますね。
基礎体温を知ることは、自分の無理を減らすことにもつながるため、
気になる場合はぜひ計測してみてください。

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