意外と貯まらない！？ 共働き夫婦の賢い資金計画 3つのポイント

一見、ゆとりがあるように思われる共働きですが、住宅を購入するなど
大きな買い物をする際、「意外と貯蓄できていなかった！」という声も。

今回はそんな共働き夫婦のための「資金計画」がテーマ。
家計管理のポイントから住宅ローンの秘訣まで、たっぷりご紹介します！

夫婦の情報共有が大事！貯蓄は計画的に

忙しいとつい外食が続いてしまったり、夫婦の財布が別々で家計の全体像が見えなかったりと、
共働き夫婦ならではのお悩みもありますよね。

子育てや住宅購入など夢の実現のために大切なのは、夫婦2人でしっかり情報共有をしていくこと。

特に以下の3つのポイントに注意して、家計管理を計画的に行なっていきましょう。

「お互いに決まった金額を負担し、それ以外は自由」という管理方法は、
無駄が生じやすくなるので注意！共通の銀行口座に決まった金額を入金し、
固定支出はこの口座から引き落とす形にすれば家計の全体像が見やすくなります。

収入に余裕がある共働き家庭では、
何に使っているかわからないお金＝「使途不明」が大きくなりがち。
「手取り収入－貯蓄」と自分たちが把握している支出の差が、「使途不明金」です。
ここから節約できる金額を探しましょう。

まずはいくら貯めるのか、目標設定をしましょう。
共働き家族の貯蓄額の目安は、手取り収入の20～30％。
「お互いに貯蓄していると思っていたのに、ほとんど貯まっていなかった」
ということのないよう、夫婦二人で一緒に
目安額がクリアできるような貯蓄計画を立ててみましょう。

住宅ローンは複数の借り入れパターンを検討

いよいよマイホームを購入！その時しっかり検討したいのが、住宅ローンの組み方です。

共働き家庭の住宅ローンの借り入れパターンは全部で4つ。
各パターンによって控除の受け方や諸経費、団体信用生命保険の取り扱いが変わってきます。

住宅ローン控除とは、住宅ローンを組んでマイホームを購入した際年末の残高に応じて
所得税から一定額を控除できる仕組みのこと。

税制や収入のバランスを踏まえ、一番合う借り入れパターンを検討しましょう。

＜住宅ローン控除：債務者のみ、団体信用生命保険：債務者が死亡した場合、
その後の返済はなくなる、諸経費：1人分＞

夫婦のいずれかが高収入で支払っている税金も多く、
一人でも十分にローン控除の恩恵を受けられる場合には、
単独で住宅ローンを組む選択をすることも多いようです。

＜住宅ローン控除：夫婦共、団体信用生命保険：亡くなった債務者の返済は免除されるが、
もう片方の返済は続く、諸経費：2人分＞

夫婦の年収に差がなく、いずれか一人では住宅ローン控除の恩恵を
十分に受けられない場合には、二人でローンを組むことでメリットが生まれます。
民間金融機関では、夫婦それぞれが借入れをする「ペアローン」が中心。

＜住宅ローン控除：債務者のみ、団体信用生命保険：債務者が死亡した場合、
その後の返済はなくなる、諸経費：1人分＞

いずれかが住宅ローンを組むけれども、一人の収入では借入額が不足する場合、
配偶者を連帯保証人にして借入額を増やす方法もあります。
万が一債務者に支払い能力が無くなった場合には、連帯保証人に支払い義務が生じます。

＜住宅ローン控除：夫婦共、団体信用生命保険：主たる債務者の返済が免除される
タイプと、夫婦のいずれかが亡くなると全ての債務が免除される 「デュエット」
(保険料は通常の団信の約1.56 倍)がある、諸経費：1人分＞

住宅金融支援機構の「フラット35」は、二人の収入でローンを組む場合、
「連帯債務」という形態になります。
このパターンでは夫婦それぞれが借入額全額の債務者となるため、
二人分の住宅ローン控除を受けることが可能です。

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ローンを組んでマイホームを取得し、
収入が一定以下の場合には「すまい給付金」が支給されます。
夫婦それぞれに登記の持ち分があれば、
それぞれの収入と持ち分割合に応じて受けられるんです！

増税に伴い最大給付金が引き上げになっているので以前から知っている方も要チェック。

給付額の詳細は国土交通省のホームページ（http://sumai-kyufu.jp/simulation/）で
シミュレーションできますよ。

いざ、住まいづくり！資金のことはプロに相談するが勝ち

住まいづくりや教育費、老後の資金。様々な状況を鑑みて資金計画を考えるのはとても大変。
夫婦2人で話し合った時に様々な疑問も出ると思います。

積水ハウスの住宅展示場では住まいのプロが、
税理士やファイナンシャルプランナーと連携しながら住まいづくりをトータルサポート。

住宅資金はもちろん、ご家族の一生涯の幸せを見据えて、じっくり相談に乗ってくれます。

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