普段ワインをあまり飲まない人までも盛り上がってしまう、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁。近年ではカウントダウンなども各地で開催され、秋の一大イベントになっていますね。
今年の解禁日は11月15日(木)です。今回は解禁日を前に、ワイン通でなくとも抑えておきたいボジョレー・ヌーヴォーの豆知識をご紹介します!
[ヒール]
そもそも「ボジョレー・ヌーヴォー」って?
“Beaujolais(ボジョレー)”はブルゴーニュ地方の南に位置する「ボジョレー地区」、 “nouveau(ヌーヴォー)” はフランス語で「新しい」という意味。ボジョレー・ヌーヴォーとは、ボジョレー地区でつくられたガメイ種という葡萄を使用した新酒の赤ワインのことを指します。
古くは地元のブドウ農家が収穫を祝うために造られていました。収穫したばかりのブドウを使ったワインは、フランスワインの中で最も熟成期間が短く、もぎたての果実のようにフレッシュでジューシーな味わいが特徴です。
解禁日は早出し競争による品質低下を防ぐため、フランス政府により設けられました。日本は時差の関係で先進国の中で最も早く解禁の時を迎えるため、SNSで世界で最初に新酒の感想をUPするなんてこともできちゃいます。
気になるキャッチコピーは誰がつけるの?
「ここ数年で最高」
「50年に一度の出来」
「110年ぶりの当たり年」
・・・など、毎年メディアで話題となるボジョレーの出来栄え。実は誰がこのキャッチコピーをつけているかは不明なのだとか。
日本における窓口であるフランス食品振興会では、現地のボジョレーワイン委員会のリリースを訳して毎年の評価を発表しています。しかしその時点では、ワインの専門的な言葉でその年の色や香りについての評価をしているだけで、キャッチーなコメントなどは含まれていないそう。
つまり、この単なる評価が流通の過程で、毎年大喜利さながらに盛り上がるキャッチコピーに変わっていっているようです。
今年の出来は?どこで飲める?
今年のブルゴーニュ地方は春から良好な天候条件に恵まれたため、“すばらしいヴィンテージへの期待高まる”とボジョレーワイン委員会で発表されています。また昨年に比べ120%の豊作が見込まれるため、今年も品質・収穫量ともにとても期待ができそうとのこと!
T&Gでは今年、世界のヌーヴォーと手作りフレッシュチーズを味わえるワインイベントを11/11(日)東京・白金で開催します。10/31(水)までのお申し込みで早割キャンペーンを行っていますのでお早めに!新酒に合わせた秋の味覚を、ご家族やご友人と一緒にお楽しみください♪
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