2人の愛を深める、2回目の結婚式「バウリニューアル」って？

芸能人でも行う方が増えて来て、
日本でも話題の「バウリニューアル」。

実は欧米では昔からやって来た習慣で、
夫婦や家族の愛を深められるセレモニーなんです。

今回は、バウリニューアルについて詳しく特集します！

2回目の結婚式「バウリニューアル」ってどんな結婚式？

「バウリニューアル（Vow Renewal）」とは、
直訳すると“誓いの更新”。

結婚後、3年、5年、10年など記念のタイミングで、
一緒に年月を重ねて来たことをお祝いし、
改めて感謝や愛を伝え合うセレモニーです。

セレモニーの基本は、牧師の方や友人の立会人の前で
誓いの言葉を述べることと、証明書にサインをすること。

欧米では郊外の緑豊かな公園やチャペルで親しい友人を呼び、
少人数で祝うのが一般的です。

2回目なのでお披露目というよりも、
近しい人たちと一緒に過ごし日頃の感謝を伝え合うことが目的になっています。

日本では、子供の飛行機代やホテル代を安く押さえられる
1歳程度の時に海外旅行と合わせて行う夫婦も多いバウリニューアル。

結婚した時に、結婚式をできなかった夫婦にもおすすめです。

結婚記念日に夫婦どちらかからや、
子供からのサプライズプレゼントで贈る方もいるのだとか！

子供が生まれて家族が増えている方は、
子供と一緒に楽しむイベントにすることもできます。

もちろん、2人だけで静かに誓いのセレモニーをするのもOK。

2人で結婚式を挙げた会場に、もう一度戻ってバウリニューアルをする、
というのも素敵ですね。

「バウリニューアル」は夫婦の愛を深められる！

バウリニューアルのメリットは、普段は言えない感謝を伝えたり、
改めて愛を誓い合ったりできるところ。

忙しい毎日の中でつい感謝の言葉を言いそびれてしまったり、
照れくさくて気持ちを伝えられなかったりすることもありますよね。

そんな2人にこそおすすめなのが、セレモニーでの誓いの言葉を利用して
想いを伝えられるバウリニューアルなんです。

また、ドレスを着たり、
1度目の結婚式で誓い合ったことを思い出したりすることで、
結婚当時の気持ちを振り返り、再確認することができます。

子供がいる方は子供も一緒にドレスを着たりして、
家族で非日常の時間を楽しむことができるのも嬉しいポイントです。

しっかりしたドレスが気恥ずかしいという方は、
白いワンピースや2人のテーマに沿った服装でもOK。

海外では、ナチュラルな服装で
リラックスしながらパーティを楽しむ方も多いので、
2人らしい方法でお祝いしてくださいね。

「バウリニューアル」だからこそ！おすすめ演出3選

2度目の結婚式である「バウリニューアル」だからこその
演出もたくさんあります。

ここでは、3つの演出をご紹介します。

誓いの言葉を「We still Do」に

結婚式で「あなたはこの人を夫・妻とすることを誓いますか？」と
聞かれた際に答える言葉「はい、誓います」は、英語では「I do」。

これが、バウリニューアルではすでに結婚しているので、
「We still Do」（ずっと愛を誓い続けます）という意味に。

日本でもガーランドや招待状などで、取り入れることができますよ。

ガーランドで定番のフレーズ「Just Married」も、
「Just Married Again」に変更しましょう。

家族で持って写真撮影するのも人気です。

両親も一緒に、家族みんなでバウリニューアル

両親の還暦祝いも兼ねて、両親にもバウリニューアルを
プレゼントするという例も多いんです。

2人のバウリニューアルと見せかけて、
実は両親も一緒にサプライズでセレモニーをプレゼント！という方も。

家族みんなで集まり、夫婦の愛や家族の絆を
確かめられるバウリニューアル。

月日を重ねたからこそ、家族の約束事などを盛り込んだ
オリジナルの誓いの言葉を作るのもおすすめです。

セレモニーに花を添える、可愛すぎるサインベアラー

花嫁の前で歩き花嫁の居場所を伝える、
という意味を持つサインベアラー。

子供と一緒にセレモニーを楽しみたい方は、
このサインベアラーを子供に頼むのがおすすめ！

結婚式では「here comes the bride」（花嫁が来るよ）を持つのが一般的ですが、
家族になったバウリニューアルならではの
「Hey Daddy, Here Comes Mommy」（パパ、ママがもうすぐ来るよ）や
「Here comes my mommy」（僕たちのママがもうすぐ来るよ）といった
メッセージを持ってもらうのが人気です。

まとめ

節目の年の結婚記念日のお祝いとしてもおすすめのバウリニューアル。

2人が過ごしてきた思い出や
これから目指していきたい家族像に合わせてテーマを決めて、
楽しんでくださいね。