いよいよ本格的な冬が到来! キャンプというと夏のイメージが強いかもしれませんが、実は冬のキャンプも楽しいもの。むしろ暑さの戦いとなる夏よりも、防寒対策さえすれば冬のほうが快適だという方もいるかもしれません。本記事では、キャンプだけでなく施設内や周辺で冬ならではのアクティビティが充実しているキャンプ場を集めました。
目次
- アクティビティが楽しめる冬のキャンプ場をご紹介
- 越後妻有松之山温泉スノーパーク(新潟県十日町市)
- ミヤシタヒルズオートキャンプ場(長野県長和町)
- グランパスinn白浜(和歌山県白浜町)
- THE FARM(千葉県香取市)
- 準備は怠りなく! 安全第一で楽しもう
アクティビティが楽しめる冬のキャンプ場をご紹介
それではさっそく冬でもアクティビティが楽しめるキャンプ場をご紹介していきましょう。
越後妻有松之山温泉スノーパーク(新潟県十日町市)
松之山温泉スキー場の敷地の端のスペースをテントサイトとして開放した、冬期限定のキャンプ場。スノーパーク内なのでスキーやスノーボードがすぐに楽しめます。エアボードやスノーバイク、スノーサーフィンのようなアクティビティも充実しているので、変わったことに挑戦したいご夫婦にもおすすめです。また車で5分の距離にある「松之山温泉」は日本三大薬湯のひとつ。冷えた体を温められるのも嬉しいですね。
ただ注意点もあります。こちらでは全国的にも珍しい雪上(雪中)キャンプを楽しめるのが魅力ですが、世界有数の豪雪地でもあります。12月から2月末までは新潟特有の重い雪が降るため、しっかりした装備が必要です。必ずホームページを必読し、念入りな準備をしましょう。
https://www.matsunoyama-ski.com/snowcamp/camp-index.html
ミヤシタヒルズオートキャンプ場(長野県長和町)
長野県の美ヶ原と霧ヶ峰という2つの観光地から至近の、AC電源付きサイトのあるキャンプ場です。標高1000mという立地なので、夜には冬の星空観賞をするのもロマンティックな過ごし方ですね。
車で20分圏内に4つの温泉があり、名湯の鹿教湯温泉や別所温泉までも1時間弱で行くことができます。また20~30分圏内に3つのスキー場があるので、こちらを拠点にウィンタースポーツを楽しむのもよいでしょう。
グランパスinn白浜(和歌山県白浜町)
和歌山県白浜町にあるこちらの施設では、AC電源付きのキャンプサイトがあり、冬でも快適なオートキャンプが楽しめます。敷地内には、トレーラーハウスやロッジ、パオなどの宿泊施設もあるため、「テント泊はちょっと…」というご夫婦の親御さんも含めた2世代、3世代での家族旅行にも最適です。
BBQテラスでは海に沈む夕日を見ながらバーベキューを味わったり、2箇所の温泉に入れたり、とアクティビティも充実しています。
https://www.grampus.biz/index.html
THE FARM(千葉県香取市)
最後にご紹介するのは、「農園のなかのキャンプ場」という面白いコンセプトを持つTHE FARMのキャンプ場エリアです。こちらはキャンプ初心者が手ぶらで行ってもスタッフがテント設営や片付けなどおこなってくれる至れり尽くせりなプランがあります。
キャンプ経験はあるけれど冬キャンプは初めて、というご夫婦は手ぶらプランがおすすめ。自分で用意するのが難しいストーブやホットカーペット、-7℃まで対応可能な寝袋など、冬キャンプ用のギアも充実しているので安心です。
施設内のアクティビティはとても充実しています。天然温泉やサウナ(アウフグースイベントもあり)、野菜の収穫体験、2024年12月からは「星空いちご園」でのいちご狩り体験、クラフト体験、さらにミニ牧場での動物とのふれあいまで多岐にわたり、1日中飽きずに過ごせるでしょう。
準備は怠りなく! 安全第一で楽しもう
冬ならではのアクティビティも楽しめるキャンプ場をご紹介しました。寒いからこそ、暖かいものでほっとできたり、ギアをそろえたり、とワクワクすることもたくさんありますよね。
ただし、これから冬の季節、キャンプ場のあるような地域では、想定以上に厳しい天候になることもあります。装備は多少大袈裟なくらいにしっかりと準備してください。また、車移動の場合、道路凍結したり、雪道運転になったりする可能性もあります。慣れていない場合は無理をしないようにしましょう。情報収集を怠らず、楽しい思い出がつくれるよう安全第一での行動をお願いします。
以上の点に注意して、ぜひご夫婦で冬キャンプ、そしてアクティビティを楽しんでくださいね!