結婚式を挙げるにあたって、ご予算は現実的ながら大切なポイントのひとつです。ゼクシィの調査によると、約半数のカップルが親御様からの資金援助を受けていました。(https://zexy.net/article/app001909013)
とはいえ、親御様から援助を受けるかどうかは家庭ごとの価値観や状況によって異なります。「自分たちの結婚式なので」とあえて援助を受けない選択をするカップルもいらっしゃれば、相談の上申し出を受けるカップルもいらっしゃいます。
この記事では、結婚式の資金援助の有無について、親御様へ相談する際のポイントを紹介します。結婚式準備をスムーズに進めるためにも、ぜひ参考にしてください。
援助の申し出、受ける?受けない?大切なのは二人の気持ち
「結婚式は親からの自立を示す場なので、自分たちだけでやりくりしたい」「できる限り自分たちで負担するが、一部援助もお願いしたい」「まだまだ貯金が少なく、援助してもらえると助かる」など、資金援助に関するカップルの意見はさまざまでしょう。
もちろん、自分たち二人で結婚式代を用意するのも考え方として立派です。ただ、結婚してすぐというのは結婚式以外にも、新居の準備や新婚旅行など、なにかと物入りな時期でもあります。親御様からの援助を受けることで、金銭的なゆとりがでるという一面もあります。
また、「できる限りの範囲で子どもの結婚式のお手伝いをしたい」「親から子どもへの祝福」という気持ちから、資金援助に対して積極的に考えている親御様もいらっしゃいます。この場合は、“親御様の愛情”として、ありがたく援助を受ければ、親御様も安心できるでしょう。
いずれにせよ、大切なのは新郎新婦二人の気持ちです。援助を受けるかどうか、二人で話し合い、お互いが納得する形を見つけましょう。
会場見学前にある程度予算が見えているとスムーズ!
結婚式準備の第一歩となるのが会場選び。この段階である程度予算が見えていると、予算と希望の兼ね合いがちょうどよい会場を選べます。
親御様から資金援助があるかどうかで、予算の総額が大きく変わることもあります。予算が変われば、会場選びやプランの内容の選択に影響を与えることもあるでしょう。
会場見学に行く前に自己負担額と親御様の援助額を二人で共有しておくと、スムーズに話を進められます。そのため、少し早いイメージもあるかもしれませんが、結婚式場選びに入るタイミングが、親御様に援助の有無をご相談するのによい時期といえます。
お金のことだからこそ、素直に聞いてみて
親とはいえ、お金の話をするのは少し気が引ける、という方もいるでしょう。
しかし、大事な話だからこそ素直に聞いてみるのが一番です。「お金を出してほしい!」といった直接的なお願いではなく、「結婚式の予算を考えるための参考にしたい」といったスタンスだと、親御様とも話をしやすいのではないでしょうか。
また、すでにご兄弟が結婚式を挙げている場合は、資金援助があったかどうかを聞いてみるとよいでしょう。「両家の招待人数に応じて出した」「ウェディングドレスやタキシードなど衣装代は出した」など、参考になる経験談が聞ける場合も。「親族のお車代や宿泊代は出す」といったように、親族間のお金に関するルールがあるケースもあるので、そのあたりも確認しておくと安心です。
実際に資金援助してもらうとなった場合は、親御様に感謝の気持ちを伝えるのを忘れないようにしましょう。資金援助がない場合でも、無理のない予算で結婚式が可能ですので、遠慮なくプランナーに相談してください。
まとめ
結婚式の資金援助について、親御様に相談する際のポイントを紹介しました。結婚式の準備全般に通じるのですが、新郎は新郎の親御様に、新婦は新婦の親御様に、それぞれ相談をするのがよいでしょう。相手任せにしてしまうと、トラブルの元になることもあります。お二人で連携を取りながら、進めることが大切です。
資金援助を受けるかどうかに正解はありません。いずれにせよ、進捗報告をこまめに行うことで、親御様も安心しながら準備を見守れます。
親御様との関係も大切にしながら、結婚式準備をスタートさせましょう。