毎年9月1日は「防災の日」です。
子どもにも日頃から、災害のことや、実際に災害が起きた時にどんな行動をとればよいのか、家族で話し合いをしておくとよいでしょう。
今回、子どもと防災を学べるおすすめの方法3選をご紹介します。
子どもの年齢や興味に合わせて、最適なものを探してみてください。
目次
- ネットゲーム・クイズ
- 震度6強体験シミュレーション
- うんこ防災ドリル
- 横浜市危機管理室 防災学習コンテンツ(子ども)
- カードゲーム
- ぼうさいダック
- このつぎなにがおきるかな?
- なまずの学校
- えほん
- ぐらぐらゆれたら だんごむし
- さいがいで かつやくする くるま
- みんなの防災えほん
- おわりに
ネットゲーム・クイズ
手軽にネットで遊べる防災に関するゲームは、たくさんつくられています。準備するものはなく、手軽にスマホで遊べます。
震度6強体験シミュレーション
https://www.bousai.go.jp/simulator/shindo6/index.html
内閣府が公開している、ロールプレイングゲームです。
地震が起きた際に、どんな行動をとれば良いかを選択していくことで、ゲームが進んでいきます。
大人も子どもと一緒に地震が起きた時の対策を学ぶことができるゲームです。
うんこ防災ドリル
https://play.unkogakuen.com/manabi/game/bosai/
うんこ防災ドリルは、大人気になったうんこドリルと行政がコラボしたゲームです。
台風編と地震編があり、クイズ形式で楽しみながら防災知識を学べます。
横浜市危機管理室 防災学習コンテンツ(子ども)
https://cgi.city.yokohama.lg.jp/somu/chiikibousai/
この教材は、クイズとは少し違い、どんなことが起こり得るかを予想していきます。
親子で話し合い、子ども自らも考えることで、実際に災害に遭ったときに役に立つでしょう。
クイズ以外にも、子どもが楽しみながら覚えられるような防災に関する動画をみることもできます。
カードゲーム
身体を動かしたり、ゲーム形式で楽しく防災について学ぶことができるツールを紹介します。
無料でダウンロードできるカードゲームもあるので、気軽に遊べるのも魅力的です。
ぼうさいダック
https://www.sonpo.or.jp/about/efforts/reduction/bousai-duck/index.html
ぼうさいダックは、実際に災害が起こった時に、とっさの行動を身に着けるための遊びです。
カードを使って、実際に身体を動かしながら、災害が起きた時にとるべき行動を身に付けていきます。
遊びの中で楽しみながら、いつの間にかとっさの行動がとれるようになっていきます。
このつぎなにがおきるかな?
https://www.mlit.go.jp/saigai/saigai01_tk_000005.html
国土交通省が公開しているカードゲームで、ルールはトランプの7ならべやババ抜きなどに似た、子どもも遊びやすい内容になっています。
「じしん」編・「すいがい」編・「つなみ」編・「どしゃさいがい」編があり、それぞれのカードで遊ぶことで、さまざまな災害を知ることができます。
なまずの学校
https://plusarts.theshop.jp/items/11299756
なまずの学校は、紙芝居形式で出題される災害時の対応に関する問題に答えていくことで、得点が得られるゲームです。
答えのカードは既に用意されているので、自分で考えるのがまだ難しいと感じる子どもでも遊ぶことができます。
えほん
日々の生活の中に取り入れやすいのがえほんです。
繰り返し読むことで、防災について興味を持ったり、いざという時に行動できるようになります。
ぐらぐらゆれたら だんごむし
小さい子どもでも読みやすく書かれているえほんです。
動物たちが揺れが起こった時にどうするかを教えてくれます。
擬音語が使われていたり、語呂が良く子どもが繰り返したくなるフレーズで楽しく備えることができます。
ぐらぐらゆれたらだんごむし! おやこでまなぼう!防災しかけ絵本 [ 国崎信江 ] 価格:1,320円 |
さいがいで かつやくする くるま
くるまが好きな子どもにおすすめの1冊です。
災害時や緊急時には何が起きて、どんなくるまが活躍するのかを教えてくれるえほん。
大人もあまり目にすることがないくるまも載っていて、親子で楽しめます。
さいがいで かつやくする くるま (まえとうしろ どんなくるま? 4) [ こわせもりやす ] 価格:1,320円 |
みんなの防災えほん
地震や台風などの大きな自然災害から、大雪や雷などの異常気象による災害まで、色々なパターンで具体的な逃げ場所を教えてくれるえほんです。
どこで起こるか分からない災害が、どこで起きても安全に逃げられるように、親子で学ぶことができます。
みんなの防災えほん (たのしいちしきえほん) [ 山村武彦 ] 価格:1,760円 |
おわりに
子どもと一緒に学ぶおすすめの防災3選を紹介しました。
災害はいつ起こるか予想できません。「まだいいかな」と思わず、子どもが小さいときから、災害について楽しみながら興味を持ってもらうことが重要です。
お金もかからず、準備も必要ない遊びも紹介したので、まずは気軽に始めてみてください。