夫婦間で伝えたいことをしっかりと伝えるのは意外と難しいものかもしれません。
夫婦になったからこそ伝えにくい、長年付き添ってきたらこそ伝えにくいこともあるでしょう。
それでも、コミュニケーションを取るのは大切です。
普段はなかなか伝えられない想いがあるならば、交換日記や手紙を取り入れたコミュニケーションを実践してみてはいかがでしょうか。
目次
- なぜ交換日記がおすすめ?
- コミュニケーションの回数の増加
- 書くことの効果
- 交換日記を続けるコツ
- 2人でルールを決めておく
- 質問を使う
- 交換日記はちょっと難しい方におすすめ
- 特別なタイミングで手紙を贈る
- おわりに
なぜ交換日記がおすすめ?
学生のころに実際にやっていたことがある方もいるかもしれませんが、夫婦での交換日記は聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。
交換日記を続けることでみられる効果を知れば、試してみたくなるかもしれません。
コミュニケーションの回数の増加
スマホでの連絡は頻繁にしていても、手書きで想いを伝え合う機会は少ないのではないでしょうか。
交換日記は、普段スマホなどで連絡をしているような「必要なこと」を連絡するのではありません。
その日にあったことや、お互いの考えていること、過去の出来事など、必ずしもその瞬間に必要ではないことをお互いに交換していきます。
わざわざ時間を設けてお互いのコミュニケーションを取るのが難しい場合も、交換日記であれば、パートナー同士で時間を合わせる必要もありません。
お互いの都合のよいタイミングで、会わずともコミュニケーションの回数を増やし、お互いの関係を深めることができます。
書くことの効果
交換日記はノートなどに文章を書く必要があります。
書くことは、話すことより時間がかかり、記録にも残ります。
会話をする場合、口をついてでてしまうような言葉も、交換日記に書くときにはためらう場合もあるでしょう。
少し冷静になって、相手に伝えたいことが伝わるように書くこともできます。
記録をたどって、勘違いが起こった原因を探すこともできます。
このように、交換日記を書くことを通して、ケンカの原因になってしまいそうなことを削減できたり、お互いを傷つける可能性を低くできます。
なかなか想いが伝わらないと感じているのであれば、試してみるのもおすすめです。
交換日記を続けるコツ
始めてみたはいいものの、なかなか続かない。
そういう経験は学生時代の交換日記でもあるのではないでしょうか。
せっかく交換日記を始めたのなら、長く続けたいものです。
ここではちょっとしたコツをお伝えします。
2人でルールを決めておく
細く長く継続していくためにも、交換日記を始める時に2人でルールを決めておくのがよいでしょう。
ポイントはどちらか一方がルールを決めるのではなく、2人でルールを決めることです。
ルールを決めておくポイントとしては、日記を交換する頻度、記載する内容や量、いつもと違うシチュエーションの場合の対応方法などです。
いつもと違うシチュエーションとは、ケンカをした時や悩みがあるときなど、いつもと少し違う内容になりそうな時の対応方法をある程度事前に決めておくのがよいでしょう。
細かいルールやハードルの高いルールにしてしまうと、続かないことは想像できますが、ルールが全くないのも続かないようです。
2人の負担にならない、適度なルールをみつけてみましょう。
質問を使う
質問をして、その質問に答えていく形式の大人向けの交換日記も売られています。
具体的な質問があることで、答える側も書く内容に困りません。
読む側も今までは話す機会がなかったことから、パートナーの新たな一面に出会うことになるかもしれません。
今まで気になっていたけれど、聞けなかった質問も交換日記であれば、聞けてしまうのも不思議なところです。
質問を使って、お互いのワクワクを維持して、適度なルールの中で楽しめるとよいでしょう。
交換日記はちょっと難しい方におすすめ
特別なタイミングで手紙を贈る
交換日記までするのには、少し抵抗がある方は、まずは手紙から始めてみてはいかがでしょうか。
記念日や想いを伝えたい時に、気持ちを込めた手紙を贈るのもよいでしょう。
お互いに手紙を書き合ってみてもよいかもしれません。
質問なども入れてみることで、手紙交換が続く可能性もあります。
まずは気軽に特別な日の行事として始めてみてはいかがでしょうか。
おわりに
夫婦で交換日記をする発想がなかった方もいるかもしれませんが、やってみたいと思った方も多いのではないでしょうか?
交換日記を通して、双方の理解が深まり、コミュニケーションが増え、お互いをより大切に思えるようになりそうです。