初めての子育ては楽しみと不安が入り混じっているのではないでしょうか。
産後に慌てないためにも、妊娠中からパパとママが2人で学んで、少しでも余裕を持って子育てを始められるとよいですね。
その手助けになるよう、妊娠中にできる産後に必要な学びのポイントをお伝えします。
目次
- 産後のために学んでおきたいこと
- 1日の流れをイメージしておく
- 新生児のお世話について
- 母乳について
- 子どもの発達と遊び
- 泣く理由とあやし方
- 行政支援や病院など
- 学び方
- 育児書
- ブログなどのSNS
- パパママ学級
- おわりに
産後のために学んでおきたいこと
1日の流れをイメージしておく
初めての出産・子育ては未知のことだらけです。
赤ちゃんとの生活がどのように進んでいくのかを事前にイメージしておくことをおすすめします。
朝起きてから、夜寝るまでに必要なお世話についてパパとママが一緒に学んでおくとよいです。
例えば、産後すぐは、夜間でも2~3時間おきに授乳が必要です。
そういった情報を知ったうえでパパができるサポートについても話し合って、イメージを持っておくことが大切になります。
新生児のお世話について
産まれたばかりの赤ちゃんの身の回りのお世話について、具体的なやり方も調べておくとよいでしょう。
沐浴や授乳、おむつ替えなどは赤ちゃんが産まれたら毎日やっていくことになります。
慣れてしまえば、難しいことはありませんが、妊娠中から具体的なやり方を学んでおくとスムーズに赤ちゃんとの生活が始められます。
沐浴やおむつ替えは、パパでもできることなので、産後は特にパパにやってもらえるように一緒に学んでおくとよいです。
母乳について
赤ちゃんが産まれたら当たり前のように母乳が出る場合もありますが、そうではない場合もあります。
むやみに心配をする必要はありませんが、母乳についても少し知識があると、産後に戸惑うことが少なくなるかもしれません。
おっぱいのケアや起こりうるおっぱいトラブル、相談できる場所などについても知っておくと、もしもの時に素早く対処できます。
子どもの発達と遊び
子どもがどのように成長していくのか、発達段階に合わせた最適な遊びなどについても学んでおきましょう。
学ぶだけではなく、妊娠中から発達段階に合わせたおもちゃや遊びなどを事前に用意しておくのもおすすめです。
発達について知っておくことは大切ですが、あくまでも一例と捉えて、少し早い・遅いなどで心配せず、見守る余裕も大切かもしれません。
我が子の日々の成長を楽しんでみてください。
泣く理由とあやし方
産まれたばかりの赤ちゃんは、「お腹がすいた」「居心地が悪い(おむつが濡れている・暑い・寒いなど)」が主な泣く理由です。
成長につれて、泣く理由は複雑化していきます。
泣く理由をすぐに解決できない場合や、泣いている理由が分からない場合のためにも、赤ちゃんのあやし方についても学んでおくとよいでしょう。
赤ちゃんが泣き止む音楽や、手遊び歌、絵本などはたくさん紹介されています。
パパママが取り入れやすいものを調べておき、赤ちゃんに合うものを探してみてはいかがでしょうか。
行政支援や病院など
産後に職場復帰を考えている場合や、身近に子どもを預けられる人がいない場合などは、妊娠中からどういったサポートがあるのかを調べておきましょう。
保育園や病児保育などだけでなく、行政が運営するサポートセンターや民間のベビーシッターなどについても調べておくと安心です。
学び方
育児書
色々な視点から書かれた数多くの書籍があります。
本を読むのが苦手な方でも、漫画なども多く販売されています。
自分の好みに合ったもので楽しく学んでみましょう。
ブログなどのSNS
ブログでは、既に子育てをしているママやパパ、専門家がたくさんの記事を書いています。
実際に起きたトラブルや、悩みに対しての対処法などを書いている場合もあります。
具体的な内容も多く、妊娠中よりも産後に役に立つかもしれませんが、事前に眺めておくのもよいかもしれません。
パパママ学級
産後のことだけではなく、妊娠中のことから、赤ちゃんのお世話に至るまでさまざまな内容を学べます。
パパが専門的な立場の第三者から妊娠中のママのことや産後のこと、赤ちゃんのことを聞ける貴重な機会です。
パパとママが一緒に参加するのがおすすめです。
おわりに
産後は生活が一変します。
妊娠中はお腹の中の赤ちゃんと一緒に過ごしてきたママも、それを見守ってきたパパも、初めての子育てがスタートします。
事前に学び、イメージできることは、パパとママ2人でイメージを共有しておくのがよいです。
産後の生活を知っておくことで、お互いに協力し合って、子育てを楽しむ余裕がうまれるのではないでしょうか。